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ロジカルシンキング(論理的思考)はいつ・どうやって使うのか?意味・目的・使い方


ここで伝えたいのは、ロジカルシンキングはどういう場面でどんな風に使うのか?ということです。ロジカルシンキング。ビジネスパーソンなら一度は身につけようと思ったこと・身につけるべきと言われたことがあるのではないでしょうか。実際、とてつもなく重要なスキルで、あるとないとではビジネスキャリアが全然違います。

ロジックの通っていない話・企画・戦略を見ると、無いときにどれほどイタいかが肌感覚でわかります。だから、”なんとなく”腹落ちした状態で学びが始まります。

ところが、書籍の多いこのカテゴリですが、書籍も前提をさらっとすっ飛ばしてテクニックに入ることが多いと感じる今日このごろ。なんとなく分かるけど、実際、ロジカルシンキングが出来たとしてどのように使うのでしょうか?

2×2の使い方

ロジカルシンキングは大きく2種類、各種類ごとに2つのパターンがあります

  • コミュニケーション
    • 順を追う
    • ポイントを整理する
  • 問題解決
    • もやもやした課題・悩みを分解してスッキリする
    • 目の前の小さな課題にくよくよするのを助ける

コミュニケーション

順を追う

わかる

この用途は、「風が吹けば桶屋が儲かる」です。
なぜ風が吹いたら桶屋が儲かるのでしょうか?
順を追うと以下の通りになるそうです。

で土ぼこりが立つ
土ぼこりが目に入って、盲人が増える
盲人は三味線を買う(当時の盲人が就ける職に由来)
三味線に使う猫が必要になり、ネコが殺される
ネコが減ればネズミが増える
ネズミは桶をかじる
桶の需要が増え桶屋が儲かる

Wikipediaより

AならばB、BならばC、CならばD…。という具合に順を追って説明する。これがロジカルシンキングの用途一つ目です。

自分の考えを人に伝えるとき、A→B→C→Dという順番をすっ飛ばしてA→Dと話しちゃったこと。そしてその時、目の前の相手から理解が得られなかったり、ゴリゴリと厳しく質問された経験、ありませんか?要はこれをなくすために、丁寧に説明しましょうということです。

目の前の相手が主張していることを理解するときも、同様です。自分の中でこの順序が抜け漏れなく把握できるかをチェックします。

できる

紙に書いて整理する

裏紙、メモ帳、ノート。なんでも構いません。相手にどうしてもわかってほしいことがあるなら、自分の主張したいことを紙に書き、それがなぜ妥当なのかを順を追って整理しましょう。

どの会話・どの文書にも毎回やるべきか?
→そんな時間はないのでは?大事な場面でやればいいと思います。

チェックする

AならばBが正しい場合、論理として以下も必ず正しくなります。
BでなければAでない
この考え方を知っていると、自分の伝えたいことが論理武装されます。

私(A)は人間(B)である
人間(B)でなければ私(A)ではない
→そりゃそうですよね。

注意点は、AならばBのとき、BならばAではないこと。

人間(B)ならば私(A)である
→必ずしもそうとは言い切れません。あなたかもしれませんし、家族かもしれませんし、同僚かもしれません。あかの他人かもしれません。

こちらも実務で毎回全て検証しているときりがありません。時にドツボにはまってしまいかねないものです。とくに注意が必要なのは、少なく不確実な情報の中で意思決定をして前に進まなければいけない場合。このチェックをやりだすと、確認事項があれよあれよと出てきます。

ポイントを整理する

わかる

なるべく短い時間で、なるべく正確に、自分の思っていることを相手にわかってもらう。
なるべく短い時間で、なるべく正確に、相手の考えていることを正しく理解する。

これがポイントを整理する目的です。

「言いたいことは3つあります!」
というセリフが典型的です。

逆にポイントが分かりづらいのが、こんな会話。
「あれが〜、こうで〜、それで〜、どうなって〜、そしたらさ〜、こんなことがあって〜、だけどさ〜、これがああなって〜。でしょ?」

昼休憩や休日にこんな感じでおしゃべりするのは楽しいですが、仕事中にこんなノリで会話されたら困りますよね。

最終的には会話でも文章でも、以下のように整理されることが理想です。

  • 結論・言いたいこと
    • 理由1
      • 裏付ける事実1
      • 裏付ける事実2
      • 裏付ける事実3
    • 理由2
      • 裏付ける事実1
      • 裏付ける事実2
      • 裏付ける事実3
    • 理由3
      • 裏付ける事実1
      • 裏付ける事実2
      • 裏付ける事実3

できる

箇条書き

ポイント整理の初歩は箇条書き。段落も改行もない文がつらつらと書かれている文章より随分見やすいですよね。まずは普段から全て箇条書きで考え表現する習慣をつけることが大事です。

練習練習

自然とポイントを整理し表現できるようになるまで、何度もトライすること。結局これが一番の近道です。

「ポイントはですね、えー、と。3点、ですかね。ありまして…」

ロジカルシンキングを会得した人は皆、こんなたどたどしさを経験しています。一人じゃありません。安心してください。

問題解決もやもや課題を分解する

わかる

感じている課題はあるけれど、何からどう手を付けていいのか分からない。あるあるですよね。悩んでいること、困っていることがあるけど、解決の一歩目を踏み出せない。こんなとき、ロジカルシンキングの出番です。

ダイエットで考えてみましょう。

「痩せたいけど痩せられない。」
「なんか色々やってるけど、いまち体重が落ちなくて困っている。」

“本気で”こう思っている人がいるとしましょう。(痩せたいと言っている人の中には、本気でそう思っていない人も多いと思います。)

こんなとき、課題を分解します。さっそくやってみましょう。
○や●の位置を工夫してツリー状に分解します。

  • 痩せる
    • カロリー摂取を減らす
      • 食事の量を減らす
        • 食事
        • お菓子/間食
      • 食事の質を上げる
        • 食べ物を変える
          • 食べ方を変える
            • 時間
            • 作法
    • カロリー消費を増やす
      • 動く量を増やす
        • 日常生活で工夫する
        • エクササイズを行う
      • カロリー消費しやすくする
        • 発汗量など代謝を増やす

ざっと挙げたものですが、これだけ挙げると、何か思い当たることがありそうです。
・やるべきことと逆行した習慣がある!
・全く手を付けていない取り組みが有る!
ツリー状に分解していい気付きが得られると、「なんだこんなことだったのか」とあっけない感覚を得ます。

できる

練習練習

こちらも経験回数がものを言います。もやっとした困りごと・悩みがあったら紙とペンを用意して分解してみましょう。

煮詰まった小さな課題を大きくとらえる

わかる

課題を分解する時の逆です。

「運動量を増やしたのにぜんぜん痩せない、どれだけ動けば痩せられるのか?」

先程のツリー状に記述した図で見直すと、そもそも運動量を増やす目的に立ち返ります。

・やりたいことは「カロリー消費を増やすこと」
→たとえば代謝を増やすことは出来ないのか?
・一番の目的は痩せること
→カロリーの摂取量は多すぎないか?

あるあるですよね。本当に痩せたいなら、基本的には食事の改善から逃げられません。そこを運動だけでカバーしようとすると、うまくいかない時の本当の理由が見つけられないまま苦戦する日々が続いてしまいます。

つまり、目の前でこまっていることは「そもそも」「何のために」行っていることか?
これを確認し本質に気づくための手段なのです。

できる

練習練習

こちらもまた、経験回数がものを言います。もやっとした困りごと・悩みがあったら紙とペンを用意して分解してみましょう。

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