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マネジメント3つのコツ 新人マネージャー/マネジメント初心者むけ


今までの成果や貢献を認められ、はじめてマネージャーになる。嬉しい気持ちとともに、新たなプレッシャーを抱えることにもなるのでしょう。「部下」が出来るのです。「部下」のマネジメントは、これまでのやり方で通すと必ずといっていいほど失敗します。後輩の育成や、サブリーダーとしてチームを引っ張ることとは違うのです。

ここでは、マネージャーになる前に押さえておきたい3つのコツを紹介します。少しでも多くの方に、マネジメント初心者という時期をうまく乗り越えてもらえることを祈って。そして、少しでも多くのマネージャー予備軍の人がなりたいと思えるように。

マネジメント 3つのコツ

これから頑張る人にむけて、あまり多くの細かいことを伝えても消化不良になります。そこで、シンプルかつ重要なことを3つに絞ってお伝えします。

  1. 部下は全員、自分と違う
  2. 部下を信じ、仕事を任せる
  3. 自分は常に、部下に見られている

自分と違う

とくにプレイヤーとして成果を出された方にありがちな、部下がうんざりする言葉。「自分ならこうやる」という押し付けの指導。発動するたびに心が離れていくことが分かります。ここに二つの示唆があります。一つ目は、他人が真似出来ない自分の強み=自分が意識すらせず当たり前に出来ること。二つ目は、誰しも自分の頭で考えて仕事をしたいことです。

ダイバーシティという言葉があり、むしろ生まれ育った国や母国語、宗教が違う人のほうが明確に「自分と違うから気をつけよう」と思える環境が出来つつあります。ですが、そのような定型的に分類しやすい違いがない人の方が落とし穴にハマります。十人十色ということわざにある通り、全ての人は違うのです。更に言うと、自分と部下は違い、部下同士も一人ひとり違うこと。どちらも気をつけなければいけません。

だから、一人ひとりの部下を見ましょう。その人の得意不得意を知りましょう。その人のおかれた状況を理解しましょう。そして、その人が最大限に活かせる方法を一緒に考え支援しましょう。

信じ任せる

これには二つの意味があります。一つ目は、誰しも信じ任され自分の頭で考えながら仕事をしたいと(心の底で)思っていること。二つ目は、現実問題として、信じ任せないと業務量がパンクすること。はじめは不安です。だけど、しばらく実践すると効果を実感できるはずです。また、これまでを振り返ると思い当たる点はあるんじゃないでしょうか。人と人との関係性はともかく、信じ任せてくれた上司のもとでは良い成績を出せたこと。逆に、任せてくれない上司の元で不信を前提にした細かい管理をされたときに、成果を出しづらかったこと。

不安な人には三つの対策をアドバイスします。一つ目は、「この点だけは必ず私に確認してください」というどうしても握りたい部分を指定すること。二つ目は、管理されている感覚が芽生えにくい情報共有の手段を持つこと。三つ目は、「状況はどうですか?」と部下に寄り添う声掛けをすることです。

一つ目、どうしても握りたい部分の指定について。一定金額以上の経費の利用や新メンバー採用の承認など、社の既定で決まっていることを指すわけではありません。それはそれ、です。ここで伝えたいのは、個々の部下の経験やスキルにあわせ、完全に信頼し任せるところと、立案までを任せるところを分けましょうということです。立案まで任せた場合であっても「指示」は極力控え、部下の考えを引き出しながら承認できる案になるまで付き合いましょう。

二つ目、情報共有の手段について。これはシンプルに言ってしまえば、自分も含めチーム全員が常に情報を共有する仕組みを作ってしまうのが一番簡単です。報告をしていると思わせない形式で報告するようになると、リアルな状況に近い内容が把握できます

三つ目、部下に寄り添う声掛けについて、これはつまり部下のことを見ている・気にかけている姿勢を示すことです。ここで「指導」は控えたほうがうまくいきます。これを継続していくと、声をかけたときに部下の方から相談を持ちかけてくれます。そしてこの項目には注意点があります。「部下の主体性が下がるから自分は待つ」というスタンスは危険です。冷静に考えてください。部下だって忙しいはずです。聞かれたら答えられる・報告する程度の仕事はいつも持っているはずです。また、自分から相談にくる部下=成果を挙げる優秀な部下でしょうか?ここに因果関係や相関関係は無いと思います。個々の部下を見ながら声掛け・寄り添いの量や方法は変えていきましょう。

常に見られている

これまでにお伝えしたような注意点や取り組みは、どちらかというと「仕事」として気をつけて創意工夫している領域だと思います。ところが、部下はそうではないところも見ていて、それが信頼関係につながったり、チームの雰囲気に影響を及ぼしたりします。

自席での態度。独り言の有無や内容、マウスのクリック音、表情や声のトーン。部下から声をかけられた時の反応。忙しい時などつい怪訝な表情になってしまっていないか?机に置いているもの、休憩のとり方(上司が休憩を取らないと部下が取りづらいとか、逆にやたらと席をはずす上司のチームは部下も適当など)、出社時間・帰宅時間など。そして髪型や服装も影響します。

この項目についてはとくに、始めに「そんなもんなんだ」と知って理解しておきたい項目です。あとから部下の士気に影響があると知ると、「そんなことで目くじら立てなくてもいいじゃん!」と上司の側が感情的になってしまいます。不和を生むべきはそこではないのでは?

本当に大事なのは「自分」という人

以上、3つのコツをお伝えしました。どれも分かっていればちょっと気をつけられるようなレベルのテクニックです。ぜひ留意しながらマネジメントで成功体験を増やしてください。それを願っています。

そして、どの項目にも根底にあり、最も大事なのは「自分」を高め続けることです。上辺だけ頑張っても、本当の信頼は得られません。逆に、コツやテクニックをたくさん覚えて頑張った先にぶつかる壁も、「人格」「人柄」です。これは諦めろと言っているのではありません、むしろ逆です。必ずあなたに合ったスタイルがあり、それを磨くことで成果は出せます。それを日々やり続けることで、「人格」「人柄」はいつの間にか高まっているはず。そういう類のものだと思います。皆、お互い、がんばりましょう。

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